何気なく地図をながめていると、笹谷街道と二口林道の間の山間に仙台神室の足下まで延びている林道を見つけた。林道名はわからないが、林道はかなり山奥まで続いているようである。機会があったらぜひ走ってみたいと温めていたわけだが、今回、小屋の沢林道の最終調査のため近くまで行ったのを機会に走ってみることにした。地図をちらっと見て幹線道路と林道接続点の見当はつけておいた。しかし、現場に近づいてみると思ったほど事はすんなりとは運ばなかった。1度目は全く見当はずれの道を走ってしまった。もう一度地図を確認してそれらしい接続点を探す。再びトライした道は、接続点こそまちがってはいなかったが、最初に目にした林道標識の砂見沢線を走ってしまう。標識の全延長が地図で予想したより短すぎるとは感じたが、林道走行を楽しんでいる内に笹谷街道を大きく山形側に戻った位置に出てしまった。この時点で今日の走行はあきらめて峠近くまで帰ったわけだが、どうも納得できずに三度目のトライをするということでまたまたUターン。

林道起点 | 接続点に戻りながら、さっきの砂見沢線を曲がらずに、まっすぐ集落へ向かって走ってみたらどうかと考えていた。案の定、舗装路は集落を突っ切り、ほどなくして舗装も途切れ林道らしい道になってきた。道は山の方を向いていた。 |

工事の標示板 | 砂利道を少し走ると工事の標示板があった。標示板には「北太郎林道」とある。 災害復旧工事とあったので、この先、通行止めの心配もあったが、とりあえず進むことにする。しばらくすると工事現場に到着。作業をしている人に聞けば、通行できるとのことだったのでそのまま先をめざす。 |

杉の樹林帯 | 1.3km地点で林道は杉樹林の中を走る。道は舗装こそ無いが極上の道である。 |

橋 | 4.3km地点。ここまで入っても上等な道が続いている。ちょっともの足りなくなってきた。 |

渓流 | 8.5km地点。林道そばの渓流は水量も多い。あまりに平凡で刺激が無かったので、ちょっと景観を楽しむ。写真の場所は少々見づらいが落差のない滝になっていた。(景観と言うほどのものでもないか…) |

堰堤工事 | 少し進むと、河原に工事現場があった。どうやら堰堤を作っているようだ。ここまで来るあいだにも「治山ダム」という看板がいくつかあったが、ずいぶん堰堤の多い渓流である。それと、ダンプ出入り口とかの表示もあった。こんなに奥までダンプが入ってくるとなれば、道も整備されているわけだ。 |

枝沢の堰堤 | 9.7km地点。工事現場より1kmほど走ると、本流に流れ込む枝沢にりっぱな堰堤が作られていた。道はあいかわらず極上のままである。そろそろ巨大な山塊が見えてこないかなぁ… |

最終地点の堰堤 | 10.2km地点。いよいよ林道も最終地点まで来たようだ。ここでも枝沢にりっぱな堰堤が作られていた。見える範囲で先を見やれば、どうやら極上林道もここまでのようである。その先は荒れた林道になっていた。10km以上も入ったこの地点まで景観は平凡、危険箇所無し、程度極上を保ち続ける林道もまためずらしい。さっきまで小屋の沢林道を走り、先週の土曜日には泉ヶ岳から林道沿いに船形山の旗坂野営場や大滝キャンプ場の下見をしてきた自分にとって、少し物足りないという印象は禁じ得ない。 |

断念 | 堰堤より先のガレた道を20mほど登ってみたが、やはり林道はここまでのようだ。その先は廃道なのか、幅員も極端に狭く草で覆われており、とても車が走れる状況では無い。展望など何もないが、小一時間ほど温かい堰堤のセメントの上に弁当を広げて休憩してから帰路に着いた。 |