7qの行程に要する時間の予測もつかないままゆっくり進んでいく。対向車に気遣いつつ、清流や周囲の景色を楽しみながら進むことおよそ30分、ようやく終点にたどり着いた。ここから先は車乗り入れ禁止。狭い渓の中の道がやや広くなって車が7〜8台駐車できるようになっている。本日は満車状態だ。案内板には250メートルほど徒歩を楽しんでくださいみたいなことが書いてあったような・・・気がする。
ハイキング気分で少し先の曲がり角を抜けゆるい坂道を上り始めると、テレビで見たとおりの風景が目に飛び込んでくる。真っ赤な鉄分と黄色がかった湯花が辺り一面を覆っている風景だ。最近できたという小ぎれいな脱衣所もある。そして温泉から先は行き止まりのようだ。
(平成14年8月現在は、間欠泉のすぐそばまで車で行けるようになっていて、かなり広い駐車場があった。また、以前は間欠泉の周囲の遮へい壁が少なかったが、いまでは周りを囲んでいた。)
間欠泉は大きいときで1〜2メートルくらいの高さまで吹き上げるが、日に1度は脱衣所の高さを越えるほど吹き上げることもあるという。この間欠泉を中心に小池のように石とコンクリで固められたところが露天風呂だ。しかしながら湯の温度は低く、今の季節では風呂に入る人はなかなかいないとのこと。(1人だけいたが(゚o゚))せいぜい足を入れて感触を楽しむのが関の山だ。真夏専用の温泉というところか。事前に仕入れた情報では、湯が流れるまっ赤な土をスコップで掘れば露天風呂の出来上がりとあったが、そのあたりは環境保全のためか立ち入り禁止となっていた。
(湯花の堆積地を良く見ると、ちいさな丸い石のようなつぶつぶがたくさんあるのがわかる。これは、虫などの死骸が核となって湯花が固まったものだと聞いた。また、本日は日よりも良いせいか、堆積地の中で大きな青大将がのんびり体を休めていた。)
本日の広河原温泉には「源流の森」が企画して一般募集したという1泊2日の研修客が大勢来ていた。我が家が到着したときは大人や子どもが木の実を使ったクラフト作りをしたり、すぐそばの鉱山跡だったらしい洞穴探検で賑わっていた。一般の観光客もやってくる。秘湯「広河原温泉」もいよいよ飯豊町観光の目玉になっていくのか。
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