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秘境・林道情報4

南蔵王・不忘山林道(舟引林道)
(平成13年11月11日)
Mapion周辺地図


山形市→上山市・古屋敷→萱平→南蔵王 ・不忘山林道(ダート22km)→宮城県七ケ宿町

今回は、久しぶりに山形県上山市から舟引山を越え、宮城県七ケ宿町へ抜ける南蔵王・不忘山林道(舟引林道ともいう)を走ってきた。
この林道はこれまでにも何度か(年1回程度)走行した経験がある。訪れるたびに道の荒れ具合が異なっていて、そのつど初めて来たような錯覚さえ覚えてしまうような道である。これまでの訪問はいずれの場合も1BOXカーだったので、車底をかなり擦ったことが強烈な印象として残っている。峠からの展望は良く蔵王山頂を通るエコーラインをはじめ周辺の山々が遠望できる。また、峠を下ったところに流れる横川という清流には、絶好の水遊び場がある。そのため、夏になると思い出すのだが、前述のようなわけでしだいに足が遠のいていた。今回は、先日購入したジムニーの能力を試す意味でもぜひ走行してみたいと思ったので、先週の黒鴨林道に引き続き挑戦した次第である。

上山市の国道13号から菖蒲方面へ曲がり、約11km入ったあたりに南蔵王林道の道標がある。ダートはその先から始まり七ケ宿町の南蔵王キャンプ場まで続く。前回の訪問では、道が雨に削られてゴロゴロした岩がいきなり出迎えてくれたような覚えがある。しかし今回はその面影は全く無く、峠まではいたって安心できる道に変わっていた。それでも峠を越えたあたりからは道も荒れ始め、しだいに以前の感覚を取り戻すことができた。
林道を無事に通ることができ南蔵王キャンプ場まで来てしまえば、山形県南陽市へ通じる国道113号までは舗装路で容易に抜けることができる。でも終点であるはずの宮城側入口の道標がどこにあるのか筆者には定かではない。(いつも山形側から来るので、終点近くになると忘れて見逃してしまうらしい。宮城側から入れば、不忘山林道というだけに忘れないのかも知れないが。f(^^;) )


舟引山1173m
上山市の国道13号から菖蒲方面へ曲がると、まもなく正面左奥側に舟引山が見えてくる。古屋敷村はもうすぐだ。古屋敷村とは映画「ニツポン国 古屋敷村」にもなった過疎村だが、現在は観光地として蘇っている。

萱平の大滝(萱滝)
古屋敷村を通り過ぎると、萱平遊園というところがある。ここには大滝があり、筆者も一度っきりだが見学?したことがある。山形側から来る観光客もだいたいここいらあたりまでかな。

南蔵王林道の道標
そのまま少し進むと南蔵王林道の道標が見えてくる。上山市の国道13号交差点から約11kmくらいか。

通行止めの看板
鯉の養殖場を過ぎた辺りで、道もいよいよ森の中へ。というところでいきなり通行止めの看板が・・・1.8km先で通行止めとのこと。先はわからないが、隣が空いていたのでかまわずそのまま進行する。

山形側の林道はノープロブレム
山形側の林道は、前回来たときとは大違いで、しっかり踏み固められていて走りやすい。一カ所だけ、路肩崩れを新しく修復した場所があったが通行には支障が無い。例の通行止め看板のところか。なんだ、ちゃんと通れるじゃないか。

林道のピーク北側の景色
ここが林道のピーク地点だ。北側を見ると、手の届きそうなところにエコーラインや蔵王山頂の風景が望める。でも、向こうからはこっちはきっと見えないのかも知れない。今度行ったときに確認してみよう・・・

林道のピーク東側の景色
普通なら、このあたりで通行者が休憩しているはずだが、今日は天気が良いにもかかわらず誰もいない。不思議だ。それにしても東側の景色もまた美しい。よくわからないが位置的にここいらあたりに不忘山1705mがあるのかな?

峠からの下り道
峠から下の横川までは一気の下りだが、だいたいこんな荒れ場が続いている。普通自動車では底がやられるが、ジムニーの敵ではなかった。

横川沿いの林道
引き続き道は荒れている。写真は山形側からやって来たオフローダー。古屋敷村で休憩していたグループに違いない。この近くに水遊びに適した場所がある。

愛車
何のことはない、愛車のスナップ。白のアルミとジオランダーがかっこいい。サイドシェルガードがあればさらに良いのだが。

崖崩れ
車のスナップを撮った所からすぐ先、峠から宮城県側に約4キロ下ったところの橋を渡ろうとしたところで崖崩れを発見。崖崩れはずいぶん前に起こったらしいのだが、筆者の情報不足によりびっくり仰天。車が向こうからやって来ない理由がうなずける。岩の向こうには数台の車が停車していた。

崖崩れ
車を降りて近くに行ってみると轍があったので、なんとか軽自動車までは通れるようだ。しかし、買ったばかりの車のため、万が一を考えて引き返そうとバックを開始する。すると、向こうに停車していた人が近づいてきて、「さっき、ジムニーが通って行ったよ。」と言う。そう言われては筆者も戻るわけにはいかない。無理を承知で岩の中に車を突っ込む。向こうから来る分には通りやすそうだが、こちらからでは進入角度がきつくかなり難しい。両サイド10cm程度を保ちながら何度もハンドルを切る。ここで、筆者のジムニーが旧タイプジムニーより車幅が10cm弱大きいことに気づく。げげ (゜O゜;)

水場にて
これまでは、買ったばかりの新車を、無理をしたばかりに1ヶ月もしないうちに2台続けて傷つけてきた筆者だが、今回は車を傷つけることなく無事、難所を通り過ぎることができた。\(~o~)/
やはり、小さい4WDは林道には最適だとつくづく感じた次第である。難所から少し走ったところに水場があったので休憩&スナップ。被写体は長女と長男。

水場にて
続けて次女と長男。ここでフィルム切れ。南蔵王キャンプ場など、最後の詰めまで撮れずにちょっと残念。帰路は七が宿街道(R113)から久しぶりに金山峠を越えて上山市へ抜けたが、全線舗装路になっていたのでまたびっくり。

南蔵王・不忘山林道(舟引林道)の近況
2002年5月11日(土)
雪解けを待って半年ぶりに舟引林道を走ってきたので近況を報告する。目的は、例の大崩壊箇所がどうなっているか確認するためだ。今回は、七が宿近辺のドライブのついでに南蔵王キャンプ場側から入ることになった。
宮城側の林道は雪解けから間もないせいか最初からひどく荒れていた。おそらくほとんど車が入っていないのであろう。尖った岩がゴロゴロしており小規模な崩落がいたるところに見られるため、帰り道が塞がってしまうのでは無いかと怖くなって途中撤退したくなるような気分である。やっとたどり着いた大崩壊箇所は前回より崩落がさらにひどくなっていた。道は全面的に岩で塞がっており、4輪は完全にシャットアウトである。それでも岩の隙間が50pほど開いているところに轍があったので、2輪の強者が突破しているのだろう。しかし、上を見れば、ざっくりと削られた山肌が今にも崩れ落ちんばかりに睨んでいるので、二次災害等も考えると当分修復は困難であろう。

2002年7月14日(日)
今日は天気も良かったので、子ども達を連れてボンゴフレンディで蔵王の刈田岳までドライブしてきた。遠望が良いので自然と舟引林道あたりを眺めることになったが、どのあたりか明確でない。双眼鏡をもってしても、辺り一面緑で覆われており峠地点は確認できなかった。と言うわけで妙に気になってきたので、一旦、帰宅してからジムニーに乗り換え、上山から例の大崩壊地点を見に行くことにした。
峠までは、何の問題もなく到着する。道も広くしっかりしていて、車底を擦るような場所は無い。ここまでは、けっこう車が入ってくるのだろう。しかし、峠から横川へ下る道がひどかった。道が雨の通り道になるためか、写真のように削られているのだ。写真の地点はまだましな方で、下の方はもっとひどかった。写真を撮る余裕も無い。草木が道を塞いでいる上、急勾配の道がガレ場と化し水が滝のように流れていた。まるで岩だらけの河床を走っているようだ。ちょっと前の沢あたりに2、3台の釣り人の車を見たが、さすがにここまでは下ってこないらしい。例の大崩壊箇所が修復されていないことを予想してピストン覚悟の走行ではあるが、一旦下ってしまったら直結4駆のジムニーでもはたして戻ってくることができるのかと危惧してしまう。
それでも、難所を通り過ぎ横川と平行して走る頃には、道も落ち着いてきた。大崩壊場所は、筆者の想像とは異なり、写真のようにあっけなく修復されていた。まだ修復作業は完了していないため、手動のバリケードがあったが、あの道を戻ることを思えば、このまま直進した方がましと考え、七が宿へ抜けて帰宅する。ここから南蔵王キャンプ場までは、車が入っているせいか2002年5月に来たときよりも格段に道が落ち着いていた。

峠からの下り(1) 峠からの下り(2) 大崩壊地点(1) 大崩壊地点(2) 大崩壊地点から峠側


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