秘境・林道情報7

羽鳥−福良線と馬入峠
そして
黒沢林道と御霊櫃林道

(平成14年3月30日〜31日)
Mapion周辺地図


山形市(3/30/AM8:30発)→大峠→猪苗代湖畔(県道湖南湊線)→湖南町→羽鳥福良線(馬入峠)→大平→黒沢林道(残雪のため断念)→郡山市→御霊櫃林道(残雪のため断念)→福島市→米沢市→山形市(3/31/AM9:30着)

今回の走行目的は、3年前の那須・奥久慈の旅「Pキャン日記8」において、福島県天栄村・大平から馬入峠を経て郡山市湖南町へ抜けようとした際、黒沢林道の枝線(ドン突き)にはまり目的を果たせなかったもどかしさを納得させるためにある。
長丁場を想定し、のんびり行くこととして、旅の友は愛犬チロとボンゴフレンディとなった。もちろん、例の黒沢林道などを完走するつもりはさらさら無い。走れるところを走り前回の行程を確認して納得すれば良いのである。疲れたら車内泊をすれば良い。行程は前回とは逆に湖南町の方からトライすることにした。


喜多方市で朝食
山形市から米沢市経由、大峠トンネルを通り(R121)、あっという間に喜多方市へ到着。特に決めていたわけでもないが、目にとまったラーメン店に入り喜多方ラーメンを食べる。腹も落ち着いたところで猪苗代湖へ向け出発する。

南岸から見た猪苗代湖
会津若松市側から猪苗代湖の南岸を湖南町へ向けて走る。(県道湖南湊線)この季節では、道路沿いにはまだ残雪が見られる。天気は良いんだか、悪いんだかよく解らない。とにかく風が強い。

羽鳥福良線(馬入峠)
湖南町へ到着した。すると川沿いの細道から、いま林道を走ってきたと言わんばかりの2〜3台のRV車のグループが出てくる。しかし、そこは馬入峠への道では無さそうなのでやり過ごす。間もなく、羽鳥福良線(馬入峠)のりっぱな案内板を見つける。しばらくすると雪のため通行止めの道標があったが無視。さっきのRV車が出てきた道は、おそらく布引高原へつながる道だろうとかってに納得する。

馬入新田の水芭蕉
まっすぐな羽鳥福良線を峠へ向けて走ると馬入新田の水芭蕉群生地がある。天候はどんよりとしていて、烈風が吹いている。園内には誰一人いなく寂しい感じだ。これ幸いと、愛犬チロをはなしてしばらく休憩する。

チロ
雪が解けたばかりの寂しい園内を我が物顔に闊歩するチロ。板でできた遊歩道を歩き回ってなかなか戻ってこない・・・。

羽鳥福良線
その1
しばらく休憩した後、馬入峠へ向けて車を動かす。水芭蕉園を出るとすぐに通行止めのゲートがあったが、車が通れるだけの隙間があったのですり抜ける。杉林に挟まれた道は狭いが完全舗装である。

羽鳥福良線
その2
杉林を抜けると今度は2車線の大通りとなった。狭くなったり広くなったり変化のある道である。

羽鳥福良線
その3
隠津島神社をやり過ごし峠へ近づくと、道路沿いの残雪も多くなってきた。雪でいつ行く手を阻まれるかと心配になってくる。、1台の車も見かけないので不安がますます増長してしまう。

馬入峠と愛車
途中、法面崩れで道が半分ほどになっていた箇所があったが、無事に馬入峠に到着する。

馬入峠の証
馬入峠とは、峠を意識しないで走っていたなら、いつの間にか通過してしまうような全く峠を感じさせない起伏の頂だった。幸いにも、筆者は峠を確認するためにわざわざ出かけて来たので、見逃すには至らなかった。

未舗装道路
出発前にサーチエンジンから馬入峠、安藤峠などをかたっぱしに調べておいたため、羽鳥福良線にはわずかながらも未舗装道路が残っているとわかっていたが、やっと砂利道に遭遇する。雪が解けたか雨が降ったかわからないが、水たまりがあったので、車を突っ込み下回りを洗う。砂利道は、ごく普通の農道のようで安定した走行ができ、危険な箇所は無い。

大平側から見た羽鳥福良線と黒沢林道の分岐
天栄村・大平に到着。さっそく3年前のシチュエーションをとって確認する。3年前には左へ曲がって橋を渡ったことを確認。こちらはまさしく黒沢林道方面である。川沿いに本道を右へ行っていれば難なく湖南町へ行けたものを、その時はあまりに本道がりっぱだったので、ぐるりと回って羽鳥湖へ戻ってしまうと勘ぐってしまったのだ。それにしても、ここまで来る間、1台の車とも出会わなかった。こんな時期に通行するのは余程の物好きだけなのだろうか。

明神滝
黒沢林道に向かう途中にある明神滝。とりあえず記念に写真を撮る。なかなか良いアングルが得られず、撮れた写真はご覧の通り。^^;

黒沢林道
舗装路がとぎれ、いよいよ黒沢林道というところで雪のため行く手を阻まれる。残念。3年前は、ここでRV車のグループに「湖南町へ行けるか?」と尋ねた場所だ。今思えば、確かに湖南町へは通じている。黒沢林道→布引高原経由のルートである。黒沢林道の極悪ぶりは今でも脳裏に焼き付いており、あのときはさんざん悪路を登らされたあげく突き当たったT字路を左に曲がったことを思い出す。この次会うときはジムニーにテントの重装備で来るぞと再訪問を誓う。

羽鳥湖
一旦、羽鳥湖へ戻って今後の行程を練る。前の行程を逆戻りして、羽鳥湖高原レジーナの森まで行ってみようと思ったが、情報を仕入れてあった郡山市から湖南へ通じる御霊櫃峠(ごれいびつとうげ)の方に興味が傾いた。

本道から御霊櫃峠へ向かう道
御霊櫃峠に行くには、郡山市街の西の山付近を走らねば案内板を見つけられないと判断し、勘を頼りに北へ向かう。筆者はいわき市出身だが、この辺りの地名は全く知らない。とにかく主要道路(以下かってに本道と言う)をそれらしい方向へ走れば何かしらの案内があるはずだ。本道を走りながら湖南方面の道案内を探す。一旦は三森トンネル経由の道を走ってしまったが、途中で気づき、運良くひとつ北側の御霊櫃峠方面の案内板を見つけることができた。

御霊櫃峠への分岐
本道を左折して西の山へ向かってまっすぐな道を進むと、やがて高篠山森林公園が見えてくる。御霊櫃峠への分岐はこの先にある。ちなみに真っ直ぐ大久保方面へも行ってみたが行き止まりだった。

御霊櫃峠を望む
いよいよ御霊櫃林道へ突入する。道はまったくの舗装路で林道と言う気がしない。峠を仰ぐと天候のせいもあろうが、名前の通り何となく不気味な感じがする。林道は九十九折りで峠まで舗装されているそうだ。しかし、この峠の実体は名前とは裏腹に郡山市の山つつじの名所であると言うことだ。5月の末には観光客がひっきりなしに訪れると言う。

峠の途中で休憩
峠を登っていくと、放牧場のような場所があったので休憩を取る。チロもおもいっきり走り回っていた。それにしても、けっこう長時間ここで休憩していたわけだが、誰一人として上ってくる人はいない。ますます不気味な感じが増してくる。

残雪により断念
更に峠をめざして登っていくと、次第に残雪が目立つようになり、ついに行く手を阻まれてしまう。こちらは、つつじの時期に家族を連れてボンゴフレンディによるリベンジを誓う。
[追記]
この旅以降、御霊櫃峠の「山つつじ」のことが妙に気になっていたため、平成14年6月初旬に、家族と共に再びこの地を訪れました。今回は猪苗代湖側からの訪問です。峠道は今では全線舗装になっていて、天気にもめぐまれ、快適なドライブと山いっぱいのつつじを堪能することができました。


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