里山トレッキング9


2003年04月06日(日) 猿岡山(557m)
メンバー:筆者とチロ

  猿岡山は前回紹介した戸神山の東に位置し、千歳山と同様、低山のわりにはどっしりとした形の良い里山です。と言っても下の方は採石場だらけの虫食い状態でちょっとかわいそうな気もします。ちょうど、千歳山(471m)、戸神山(311.4m)、猿岡山(557m)の3つの里山で平清水地区を囲むように三角形の位置関係にあります。その山容から一度は登ってみたいと思っていたのですが、どうやら登山道の無い藪山らしいので、ブッシュが隙間だらけになる冬枯れ期を待って登ってみました。

【登山口】
登山道が無いため、いちばん標高差が小さく傾斜の緩そうな南東の採石場付近の鞍部から登って、北西の鞍部にある採石場へ降りることにします。採石場まで車で行けばすぐに鞍部に取り付くことができますが、下山口から歩く都合もあるので今回は下の農道に止めて歩くことにしました。

【登り】
尾根というか一番高そうなところを選んで登りました。藪こぎ覚悟でしたが、ブッシュはそれ程でもなく、かえって枝を掴みながら山肌をよじ登ることができて重宝したくらいです。


【山頂】
ほとんど疲れも感じないまま30分くらいで山頂に着きました。今の時期だから枝の隙間から下界が見えますが、葉が繁ってきたらおそらく展望は無くなってしまうでしょう。

【下り】
登りと同様に一番高いところを選んで降りました。こちらも大した藪こぎにはならず、山頂付近はなだらかでハイキング気分で歩けました。しかし、下に行くほど傾斜は急になってきます。


【大量の糞発見!】
ウサギにしてはあまりに多すぎます。おそらくカモシカの糞でしょう。そろそろ熊も目覚めて来る頃なので不安はありましたが、まあ、熊の糞ではないので一安心。


【糞の主か?】
少し降りると、私の行く手を阻むように白い顔をしたりっぱなカモシカがこちらを見ていました。すぐ近くまで行ってもなかなかどいてくれません。不敵な奴… 特別天然記念物として保護されているのを知っての上の狼藉か!! けっこう態度のでかいヤツでした。でもチロに見つかりひと吠えされて逃げていきました。案外意気地のないカモシカでした。


【鞍部が近い】
ひとしきり急降下をこなすと下山予定の最低鞍部が見えてきました。正面に見える山は採石場となって削られているかわいそうな山です。


【採石場】
鞍部まで降りればあとは採石用に作られた道を歩くだけですが、なんと言ってもここが一番怖い感じです。トゲのある小枝が多い上、岩だらけで歩きにくく、いつ上から落石があるかわかりませんから。


【下山口の鞍部】
以前に一度こちらの鞍部から登頂を試みたことがあります。しかし、そのときはあまりの急登と藪でやる気が失せてしまい途中撤退してしまいました。下山路に使ってみてあらためてうなずけるものがあります。


【猿岡山を見上げる】
下山口から愛車を止めた場所まで山裾の農道を歩かねばなりません。下から山頂を見上げるとかなりの高度差を感じます。荷物は水くらいしか持っていかなかったのですが、ステッキ代わりの愛用している槍みたいな棒杖と大きな藪こぎ用マチェットを持っていったため、道行く人に訝しげな目で見られてしまいました。


【猿岡山と愛車】
猿岡山は今の時期なら1時間程度で上り下りができるようです。歩行距離が少ないためか、思ったほどの疲労も無く急登で息が切れるということもありませんでした。かえって登山道の整備された千歳山のほうが疲れるような気もします。とにもかくにも、念願の猿岡山を登ることができてうれしい限りです。さて、次はどの里山を登ろうかな・・・(^_^)b



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